三河遊(みかわゆ)について

今年の7月16日に北海道滝川市で開店予定の「ボードゲームと占いのお店」当日までちょうどあと3カ月となったことから、店名を「三河遊(みかわゆ)」とすることを告知させていただきました。

三河遊・・・初めて聞く方はキョトンとする店名かもしれませんね。正直なところ、私も最初は抵抗がありました。

最初は横文字にする予定でした。それがまさか和名になるとは思いもしませんでした・・・

SNS上でも投稿させていただきましたが、私の実家は「三河湯」という銭湯を営んでいました。今から約70年前に私の祖父母が開業し、その後両親が2代目として引継ぎましたが複数の事情が重なり4年前に三河湯は閉店しました。それからずっと閉店時のまま店は残っています。

当初、三河湯は壊して更地にする予定でした。それでいいと私も思っていました。私は定年まで消防に勤める、銭湯を使おうとする人もおそらくいない・・・それならずっと残しておくよりも壊して真っさらにした方がいいと考えていました。予定ではあと数年後の話でした。

ところが事情が変わりました。私が消防で身体を壊し、ボードゲームと出会い、ボードゲーム未開の地と私が呼んでいる北海道滝川市で多くの方に遊んでもらいたい、ボードゲームをしない人であっても私がずっと特技としていた手相・人相占いで将来に希望を見出せたら・・・

といった思いが消防を退職する1年ほど前から思うようになりました。消防でいつ心が折れるか分からない綱渡りな精神状態で勤務するよりも、自分の長所を活かせる可能性のある道を選ぶ決心が33歳にしてようやくつきました。

そして、開業する場所は迷うことがなかったことを思うと私は本当に運がいいです。滝川市内中心部の貸店舗を借りてそこでやるという手段もなかったわけではありませんが、開業するからには幼いころからずっと育った三河湯にもう一度灯りをともしたい・・・と個人的な思いもありました。

しかし、ギリギリまで決まらなかったのが店名です。上記のとおり、最初は横文字を考えました。そうなると約70年続いた三河湯という屋号は消滅してしまいます。しかし、和名は全く頭にありませんでした。和名は何だかカッコ悪いイメージがありました(和名の店舗の皆さま大変申し訳ございません)・・・

年甲斐もなく?横文字でカッコよくといった感情が先行してしまっていました(横文字がカッコいいというのもどうかと思いますが・・・)。

そんなとき案として出たのが「みかわゆ」でいいんじゃないの?でした。ただ、「三河湯」のままではお客様が風呂道具を持ってきかねないと思い「湯」を「遊」に変えてました。そうすることで三河湯の屋号の読み方はそのまま、かつ遊べる店であることも伝えられて結果としていいのかな?と思えるようになりました。つい最近の話です。最初は「和名はヤダー!」と駄々をこねたり?しましたが今は祖父母の代から続いている三河湯を業態や漢字は変われど店舗を継ぐのだなと少し誇らしく思えるようになっています。

ちなみに、「遊」は「ゆう」と読むことが多いので「みかわゆう」じゃないの?という方もいますが、遊佐と書いて「ゆさ」という苗字の方もいらっしゃいますので「三河遊」で「みかわゆ」と読んでも問題ありませんでした(念のため国語辞典で読み方を調べました)。

 

 

知人を中心に告知していますが「変な名前」と笑われることもしばしばあります・・・その気持ちは分かります。見慣れない名前ですからね・・・

私も初めて「三河遊」とパソコンで打ち込んでみると本当に変な気持ちになりました。何度「やっぱり横文字でカッコよく・・・」と思ったことでしょう。しかし代々受け継いできた屋号です。例え開店当初は笑われたとしても、徐々にでいいので地域に根付いた名前になっていけばと思うばかりです。

先代・先々代から受け継いだ「三河湯(三河遊)」の屋号に泥を塗らぬように経営をしていきます。

どうぞ皆様「三河遊」をよろしくお願いいたします。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中