私の地元である北海道滝川市ではボードゲームイベント以前にボードゲームが全く普及していなかったため、今年に入り「北海道中空知でボードゲームやりませんか?(仮)」を発足しましたが、私も色々と勉強させて頂いてます。
しかし、何事も最初は上手くいかないものです・・・
イベント発足直前は心無い批判もあったものでした。「くだらない」「お金にならないことなんかやって」「知能が低いからあんなボードゲームなんて子どもが好きなものをやっているんだ」等々。さすがに傷つきましたね・・・人は知らないものにはとりあえず批判するものなのでしょうか?
そこから様々なところへ足を運びボードゲームを遊んでもらっています。効果がどれほどのものなのかは分からないですが最近は批判されることは少なくなりました。経験を重ねていくうちに学習できているのかもしれませんね。
そんな中、つい最近初めて言われたことがありました。その方は50代の女性です。
知人のお店でボードゲームを遊んでいるとその女性が入店されました。何となくボードゲームには興味がなさそうな方でしたが、知人はそのお客様に「一緒に遊びませんか?」と声を掛けました。その方は「見ているだけでいい」とのことでした。少しの時間ボードゲームで遊んでいる私たちを見てその方がおっしゃった言葉が「普通のことがしたい」でした・・・
「普通のことがしたい」・・・普通って何でしょう?トランプとかウノとか・・・
その方にとって普通のこととはそういうことなのでしょうか?
大したことないエピソードかもしれませんが、私にとってはインパクトの強い言葉でした。
ここからは私の偏見かもしれませんが、私はその方と出会う以前から50代以上の方には基本ボードゲームを紹介しないようにしています。バーでお酒を飲んでいても基本50代以上の方の近くにはあまり座らないようにしています。あくまで基本です。
差別をしているわけではありません。50代以上の方でも仲の良い方はいます。しかし、クレームをつける方やお酒のトラブルを起こす方は50代以上の方が目立つような気がしてならないからです。
実際酒場で何度がケンカの仲裁をしたり絡んでいるところを止めた経験が何度かありますが、ほとんどが50代以上の方です。過去に別の知人のお店にてボードゲームで遊んでいている最中に話しかけてきたうえに「そんなもの」と言ってきた方は60代の方でした。そんな経験からどうも50代以上の方には苦手意識を持ってしまっています。そんな私もあと20年もしないで50代に突入するんだなと思うと・・・
何だか話が脱線してしまいましたね。
そんなことを書いていますが、先ほどの女性にボードゲームの楽しさ・面白さを伝えられなかったのは私が原因です。「その方には合わなかったんだ」と言ってしまえばそれまでですが、選んだボードゲームが悪かったのかもしれない、PRが悪いかったのしれないと思うと私はまだまだだなと感じてしまいます。
これだけ書いてきて何を言いたいかというと、ボードゲームに限らず何事も好き嫌いはあります。ですが、誰かが好きなものを批判しないでほしいです。理解できなくても温かい目で見ていてほしいです。その人にしか分からないマイワールドがあるのですからそれを少しでいいので受け入れてくださるとありがたいです。という、いちオタクからのお願いです。
ボードゲームを必ず好きになれとは全く思っていません。ですが、一人でも多くの方にとってボードゲームが楽しいものになれば嬉しいなと思う今日この頃です。